『二中時代、英語の思い出』

河島 正

二中の二年生の時だった、と思う。Fact というタイトルのレッスンがあったと記憶する。
それを確認したくて、国会図書館で調べたら、三省堂の復刻版で懐かしい王冠の画がついた The new king’s crown readerがありました。しかし、残念なことに一年生のときのものが一冊だけ復刻され、二年以上はありませんでした。
なぜ、二年の”Fact”に執着するのか、というと、これは、ある英国人の一日の生活(起床から洗面、身支度、出勤などなど)を、几帳面に記録したもので、つまり事実だけを記述したものです。解説は勿論、主観的な感想とか、修飾的なものは一切ない。その当時は(まだ子どもですから)退屈な記録ぐらいにしか、思わなかったように記憶する。しかし、ここに、日本人にない客観的で現実的な事実を尊重する英国の思想・精神ないし哲学があるように思えて、それをもう一度検証したい気持ちになったからです。
と言うわけで、本来の目的ではないが、せっかく費用を投じて取り寄せたので、諸賢のなかには或いは見てみたいと思われる向きがあるかも、と存じ、初期のLesson2とgreedyな犬のLesson41(おそらく3学期)のものをご参考までに掲示します。